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「公立夜間中学」ニーズを調査 岡山県教委、設置の必要性を検討

 岡山県教委は、義務教育を十分に受けられなかった人に学ぶ機会を提供する「公立夜間中学」のニーズを把握する調査を31日まで行っている。必要とする人の数や学習内容を調べ、設置の必要性を検討する。

 アンケート用紙を各市町村(岡山市を除く)の役所や教委、公民館、図書館などに置いている。年齢や国籍は問わず、日本語には読み仮名を振り、英語と中国語版も用意。「夜間中学で学びたいか」「夜間中学のことを知らせたい人がいるか」「期待することは何か」などと尋ねている。

 県教委によると、卒業資格が認められ、原則毎日通う公立夜間中学は9都府県に33校あるが、県内にはまだない。国は各都道府県に1校設置するよう促している。

 県教委が2017年度末にまとめたニーズ調査では、夜間中学の通学希望者はわずかだった。毎日は通えないが月1回の頻度だったり、特定の教科だったりすれば学びたいという意見が多かったため、19年度から県内4カ所で定期的に学び直し教室を開いている。

 県教委義務教育課は「どのような学びの場が求められているのか継続的な調査が必要と考えた。多くの人に協力してもらいたい」としている。

 岡山市教委も今夏、同様の調査を行っている。

(2019年10月16日 12時33分 更新)

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