山陽新聞デジタル|さんデジ

台風影響 岡山県北東部で広戸風 3連休初日、鉄道や空の便乱れる

計画運休に伴い新大阪・東京方面の行き先表示がなくなった新幹線のりばの電光掲示板=12日午後1時22分、JR岡山駅
計画運休に伴い新大阪・東京方面の行き先表示がなくなった新幹線のりばの電光掲示板=12日午後1時22分、JR岡山駅
 台風19号の影響で岡山県内は12日、全域が強風域となり、県北東部では那岐山から吹き下ろす局地的な突風「広戸風」が吹いた。県内と首都圏などを結ぶ鉄道や空の便がストップし、3連休の初日に交通機関が大きく乱れた。

 岡山地方気象台によると、広戸風は岡山県奈義町、津山、美作市などで断続的に吹いたとみられ、奈義町で午後2時37分に最大瞬間風速33・5メートルを観測した。

 津山市では午後0時35分ごろ、同市草加部の市道でバイクの男性(79)が風にあおられて転倒、市内の病院に搬送され、手当てを受けた。このほか、市内で1・5メートル四方の道路標識が落下するなどしたが、けが人はいなかった。中国電力津山営業所によると、津山市、奈義、勝央町などで延べ約2600戸が停電した。

 JR岡山駅では、新幹線の新大阪―岡山間の運転が午前中で打ち切られたため、電光掲示板から新大阪・東京方面への行き先表示が消え、改札口付近も閑散としていた。

 愛媛県で単身赴任する夫の元へ向かうため、滋賀県守山市の自宅から朝、在来線と新幹線を乗り継いで岡山駅まで来たという会社員女性(31)は「予定を早めて出発した。新幹線が運休する前に乗れて良かった」と話した。

 岡山県内のJR在来線は因美線と山陰方面の一部特急が運転を取りやめた。美作市の姫新線では線路脇に木が倒れ、一時運転を見合わせた。

 航空各社によると、岡山桃太郎空港を発着する空の便は東京とソウルの計22便が欠航した。13日も東京便14便が運航を取りやめる予定。

(2019年10月12日 21時59分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ