山陽新聞デジタル|さんデジ

花嫁衣装 絢爛豪華 矢掛で「秋山章の世界展」開幕

絢爛豪華な婚礼衣装に見入る来館者
絢爛豪華な婚礼衣装に見入る来館者
 婚礼衣装の打ち掛けを手掛ける友禅作家・秋山章さん(88)の代表作を一堂に集めた特別展「秋山章の世界展」(岡山県矢掛町、山陽新聞社など主催)が12日、同町矢掛のやかげ郷土美術館で開幕した。伝統的技法を駆使した絢爛(けんらん)豪華な花嫁衣装が来館者を楽しませている。11月10日まで。

 山梨県出身の秋山さんは、京都で染色工芸を独学。漆塗りや螺鈿(らでん)などの伝統技術を取り入れた独自の作風は各界の著名人を魅了し、女優の岩下志麻さんや藤原紀香さんらが婚礼衣装として着用した。

 会場には縁起の良い動植物を鮮やかに染め上げ、金箔(きんぱく)や螺鈿を施した色打ち掛けなど24点を展示。女優大地真央さんの婚礼衣装「賛美の祝い」は四季の草花や鶴が舞う図柄を華やかに仕上げている。

 岡山県吉備中央町の女性(54)は「お祝いの鶴や松が細部まで丁寧に描かれており、妥協を許さない仕事ぶりに感動した」と話していた。

 午前9時~午後5時(入館は同4時半まで)。一般800円、高校・大学生500円、小中学生300円。10月21、28日休館。問い合わせは同美術館(0866―82―2110)。

(2019年10月12日 12時45分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ