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セネガルでの布製品生産強化へ 矢掛の田賀さん、CFで資金募る 

セネガルの布製品を手に資金集めへの協力を呼び掛ける田賀さん
セネガルの布製品を手に資金集めへの協力を呼び掛ける田賀さん
 アフリカ・セネガルとのフェアトレード(公正な貿易)事業に取り組む岡山県矢掛町の田賀朋子さん(29)が、現地の作業場の拡大など生産体制を強化するためにクラウドファンディング(CF)で費用を募っている。

 田賀さんは、同国の職人が作ったバッグや洋服などの布製品を仕入れ、現地の言葉で「平和しかないよ」という意味を表す「jam(ジャム) tun(タン)」のブランド名で販売。同国での製作は民家の倉庫で3人が作業しているが、売り上げが順調に伸びているといい、新たに3、4人を雇うために別の民家を借りたり、ミシン計7台を買い替え・購入したりすることを検討している。

 田賀さんは同町出身で笠岡高から香川大を卒業後、英国・マンチェスター大で貧困と開発について学び、修士号を取得した。その後、2014年9月から2年間、青年海外協力隊員としてセネガルに赴任。捨てられたビニール袋や端切れ布を集め、職人に依頼して作ってもらったバッグやポーチを現地で販売するなど、経済的な自立を支援してきた。帰国後、フェアトレード事業に乗り出した。

 田賀さんは「新規雇用者を増やし、セネガルの若者に希望を持ってもらえれば。作る人も使う人も幸せになれる商品を届けたい」と協力を呼び掛けている。

 山陽新聞社や中国銀行が連携したCFサービス「晴れ!フレ!岡山」に選ばれており、目標額は120万円。期間は11月27日まで。布製品の返礼が付く支援コースもある。詳細、支援は同サービスのホームページで。

(2019年10月11日 18時14分 更新)

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