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ファジ後藤圭太 全体練習復帰 1年ぶり、右ひざの大けが乗り越え

約1年ぶりに全体練習へ完全合流した後藤圭太
約1年ぶりに全体練習へ完全合流した後藤圭太
 「必ずCスタのピッチに立つ。J1昇格に自分の力で貢献する」。J2ファジアーノ岡山のDF後藤圭太(33)が、右膝の大けがを乗り越え、先週、約1年ぶりに全体練習へ完全合流した。

 闘志が体からにじみ出ていた。久々の実戦となった2、3日の紅白戦は控え組のセンターバックに入った。「そこでボールを取り切れ」「しっかりマークにつけ!」。持ち前のカバリングや丁寧なパスさばきとともに、大声を張り上げた。

 右膝の半月板を損傷したのは昨年10月下旬。その際に前十字靱帯(じんたい)を痛めていることも判明し、4時間にわたる靱帯の移植手術を受けた。プロ3年目のJ1鹿島時代にも同じ故障を2度経験。リハビリに取り組む中で何度か膝に水がたまり、「この症状が続くのかもしれないと思い、(気持ちが)落ちた時もあった」と明かす。しかし努力は怠らなかった。

 今季就任した有馬監督のサッカーを習得しようと離脱期間中もミーティングに全て参加。内容をメモして読み返すことで戦術理解を深めた。「ビルドアップ(攻撃の組み立て)にうまく関わる。戦うところも前面に出したい」と試合のイメージは出来上がっている。

 在籍通算7年目、ファジアーノに戻った昨季はリーグ序盤の快進撃をけん引した。「足がついてこない時がある」とベストの状態になるまでにはもう少しかかりそう。気持ちのこもったプレーでチームを奮い立たせ、勝利に導く、背番号3の真の復活を期待したい。

(2019年10月09日 15時03分 更新)

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