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12~14日、犬島で周遊型公演 歴史や風土に着想得た音楽や演舞

昨年の「エントロピーの楽園」の一場面
昨年の「エントロピーの楽園」の一場面
 瀬戸内国際芸術祭秋会期の一環で、京都を拠点に活動するパフォーマンス集団「ANTIBODIES(アンチボディズ) Collective(コレクティヴ)」(ANTIBO)が12~14日、岡山市の犬島を舞台に周遊型イベントを行う。ダンサーや美術家ら総勢100人以上のパフォーマーが、島の歴史や風土から着想を得たダンスやインスタレーションを繰り広げる。

 タイトルは「エントロピーの楽園 第2章」。福武財団の助成を受けて2017年から島民にリサーチし、昨秋「エントロピーの楽園」として初演。好評だったため、芸術祭に合わせ内容に磨きをかけて再演する。

 島内各所に廃材を使った舞台装置を設営。空き家をアートに活用した「家プロジェクト」や銅製錬所跡といった島の景観、潮騒や鳥のさえずりを音響に生かしながら、パフォーマーが同時多発的に音楽や演舞などを披露する。観客は受付で渡される地図と、各エリアのヒントが書かれたカードを手に島を巡る。

 主宰する東野祥子さん(46)は「近代化による隆盛と衰退、アートによる再生を歩む島の過去、現在、未来を表現したい。登場人物になったつもりで楽しんでほしい」と話している。

 各日午後4時半開演で2時間程度。荒天中止(中止の場合はイベント「エントロピーの楽園」のホームページで告知する)。一般4千円、高校生3千円、小中学生千円、未就学児無料。一般と高校生は前売り500円引き。問い合わせはANTIBO(080―4821―6545)。

(2019年10月09日 22時56分 更新)

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