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ティッシュアート普及へ喫茶開業 福山の藤田さん 作品展示や体験も

ティッシュアート作品が並ぶ喫茶店「アート喫茶 紙の城」
ティッシュアート作品が並ぶ喫茶店「アート喫茶 紙の城」
 ティッシュペーパーで作る「ティッシュアート」に取り組む福山市新市町新市の藤田孝士さん(74)が、これまで作った約千点の作品を展示した喫茶店「アート喫茶 紙の城」(同所)をオープンした。店内には盆栽や花、城など自信作が並び、制作体験もできる。「ティッシュは魔法の紙。誰でも気軽にアートに取り組める。多くの人に広めたい」と意気込んでいる。

 ティッシュアートは、ティッシュを水でぬらして整形し、水性絵の具で着色して仕上げる。準備するものが少なく、気軽に作れることが特徴で、藤田さんは「繊細な表現もできるし、大きな作品も作れる」と魅力を話す。

 同店はこれまで経営していたカラオケ喫茶店を改装し4日にオープンした。展示スペースが多く設けられ、店内には盆栽をはじめ、市花のバラやヒマワリ、チョウ、トンボなど、さまざまな作品が並ぶ。カボチャを半分に割ると中から動物が現れるユニークな作品や、制作に3カ月費やしたという高さ150センチの大作・福山城などもある。

 制作体験ではバラやイヌ、地蔵など6種類から選ぶことができる。お薦めは来年のえとにちなんだネズミ(制作時間約20分)といい、ティッシュを巻いて体全体を作り、耳や尻尾、ひげを接着剤で付けて仕上げる。

 藤田さんは5年ほど前からティッシュアートを始め、独学で作り方を研究。現在は地域の老人会や近くの新市小などで教室を開いたり、動画投稿サイト・ユーチューブで作り方を紹介したりし、普及活動にも力を入れる。「多くの人に楽しんでもらえるよう活動を続けたい」と話している。

 喫茶店の営業時間は午前10時~午後5時。定休日は水、木曜。制作体験は飲料代と250円が必要。問い合わせは同店(0847ー51ー2874)。

(2019年10月09日 18時17分 更新)

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