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地方公共交通の在り方考える 岡山県セミナー 全国先進事例学ぶ

地域公共交通の先進事例を学んだセミナー
地域公共交通の先進事例を学んだセミナー
 中山間地域や高齢者の交通手段の確保に向け、地域公共交通の在り方を考えるセミナー(岡山県主催)が8日、岡山市内であり、県内の自治体職員や交通事業者ら約130人が官民一体で進める全国の先進事例を学んだ。

 大分市都市交通対策課の広田暁則参事は、市がタクシー協会に委託して運行する予約制乗り合いタクシーについて、時刻表やルートに住民ニーズや生活実態を反映させるため、毎年検討会を開いていると紹介。「実効性のある運行計画を作るには、地域に足を運び、手間と暇をかけて利用者の声を聴くことが大切だ」と強調した。

 兵庫県養父市のNPO法人養父市マイカー運送ネットワークは、国家戦略特区制度を活用し、住民が自家用車を使って有料で客を運ぶ事業を行う。小柴勝彦理事長は、過疎が進む山間部ではタクシーや路線バスの営業が困難とし「生活支援のために市民ドライバーは必要」と述べた。

 セミナーは少子高齢化が進み、高齢ドライバーの免許返納の動きが出ている中で、生活交通の在り方を検討する市町村を後押しする狙い。

(2019年10月09日 12時17分 更新)

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