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セネガルの布使い日傘製作 矢掛から「エシカル消費」普及を

セネガルのカラフルな布を使用し、田賀さん(左から2人目)、高島さん(後列右)らが連携して作った日傘
セネガルのカラフルな布を使用し、田賀さん(左から2人目)、高島さん(後列右)らが連携して作った日傘
 地球環境や社会貢献を考えた「エシカル消費」の普及に取り組む岡山理科大(岡山市)の学生が、アフリカ・セネガルの布製品を扱う岡山県矢掛町の田賀朋子さん(29)と連携し、色鮮やかな布製の日傘を製作した。井原鉄道(井原市東江原町)から譲り受けた忘れ物の雨傘を活用。矢掛町矢掛の観光案内所「やかげ町家交流館」で5本を観光客らに貸し出している。

 同大経営学部3年の高島拓史さん(21)らが、課題解決型授業「イノベーション・ラボ」の一環として、セネガルの住民の経済的支援などでフェアトレード(公正な貿易)に取り組む田賀さんに協力を依頼。9月中旬、学生や田賀さん、地域住民、矢掛高生ら約20人が旧矢掛商業高(同町矢掛)に集まり、田賀さんが仕入れた赤や黄、青色などのカラフルな布を各自がミシンで縫い合わせた後、傘に張った。

 日傘のレンタルは同交流館で受け付けており、11月末まで無料で貸し出す。その後は利用者のアンケートを踏まえ、有料化を検討する。今後、岡山市の犬島でも日傘レンタル事業を計画している。

 高島さんと田賀さんは「おしゃれな傘ができ、古い町並みに映えそう」と笑顔を見せ、エシカル消費については「一層普及させ、豊かな社会の形成につなげたい」と話していた。

(2019年10月04日 23時43分 更新)

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