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地域貢献大賞に本紙豊野販売所 養護施設の子どもの自立支援

石田誠司所長
石田誠司所長
 日本新聞協会は2日、全国の新聞販売所などが展開している地域のための取り組みをたたえる地域貢献大賞と地域貢献賞計26件を発表した。最優秀の地域貢献大賞には、山陽新聞豊野販売所(岡山県吉備中央町竹荘)の石田誠司所長(58)が地元・児童養護施設の子どもたちを支える「子どもたちの成長サポートと地域活性化」が選ばれた。山陽新聞系統の販売所の大賞受賞は初めて。

 石田所長は20年以上にわたり、児童養護施設・みのり園(同町豊野)を支援している。同園の子どもたちは経済的な理由から高校卒業と同時に就職するケースが多いことから、1人暮らしのための住宅費をはじめ社会人として必要な生活資金の確保へ、石田所長の販売所で配達スタッフとして雇用。高校の野球部に所属した生徒のために、保護者代わりに遠征や練習の送迎も積極的に担ってきた。

 2000年には園職員や地域住民とともに夏祭り「レインボーフェスティバル」を立ち上げた。毎年、町内外のグループが和太鼓やダンスなどの多彩なステージを繰り広げ、町を盛り上げる一大行事に育っている。

 大賞選考では「子どもたちと心温まる関係性を築いている。地域に根を張った新聞販売所だからこそできる活動」と評価された。

 賞は、日本新聞協会が07年に創設。山陽新聞系統ではこれまで、9年連続を含め計10回、地域貢献賞に輝いている。

 授賞式は11月21日に東京・内幸町のプレスセンターホールで開かれる。

(2019年10月02日 23時44分 更新)

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