山陽新聞デジタル|さんデジ

スギナ、オオバコ 野草を調味料に 府中・上下町商工会女性部が開発

上下町商工会女性部が商品化した「上下野草そると」
上下町商工会女性部が商品化した「上下野草そると」
 広島県府中市の上下町商工会女性部が、自生するスギナやオオバコなどを使った調味料「上下野草そると」を商品化した。7日に町内の商店などで発売予定で、メンバーは「自然豊かな上下の魅力を知ってもらえる品ができた」と完成を喜んでいる。

 上下町出身で市ふるさと大使のお笑いコンビ「アンガールズ」の田中卓志さんの実家から提供を受けた野草を使用。水とともにミキサーにかけた後、チベット産の塩を混ぜて加熱するなどメンバーが手作りした。パッケージのデザインは広島国際学院大(広島市)の学生が手掛け、商品名の文字は地元の書家山田翠香さん(72)が揮毫(きごう)した。

 町内の約50人でつくる女性部は、長期保存が可能で主婦層にも受けるアイテムとして野草ソルトに目を付け昨年、開発を開始した。今年6月には「ハーブ王子」の愛称で活躍する野草研究家の山下智道さんを招いた製作会を開き、アドバイスを受けるなどして完成にこぎ着けた。

 上下町商店街一帯で20日に開かれる「天領上下白壁まつり」(同商工会などでつくる実行委主催)でも販売予定。真野順子部長(59)は「爽やかな風味が楽しめ、パスタやグラタンをはじめ幅広い料理に合う。スーパーなどではほとんど見かけない品であり、多くの人に手に取ってもらいたい」と話している。

 約500個作り、1個(50グラム入り)600円。問い合わせは同商工会(0847-62ー3504)。

(2019年09月30日 16時31分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ