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みま咲く未来プロジェクト始動へ 美作活性化へ若者の活躍支援

みま咲く未来プロジェクトの概要を説明する美作県民局の安東次長(右)ら。左端がプロジェクトのロゴマーク
みま咲く未来プロジェクトの概要を説明する美作県民局の安東次長(右)ら。左端がプロジェクトのロゴマーク
 岡山県美作県民局と山陽新聞津山支社は27日、美作地域の活性化に向け若者たちの活躍を支援する「みま咲く未来プロジェクト」を展開すると発表した。地元の若手起業家や農業者らによるシンポジウム開催や交流ネットワークづくり、関連記事の掲載を通じ、若者がより力を発揮できる地域の在り方を探る。

 パネルディスカッションや基調講演のある「みま咲く未来シンポジウム」は11月18日、津山市新魚町のベルフォーレ津山で開く。農業者、UIJターン者、起業家ら美作地域で活躍が注目されている若手らが登壇する。

 山陽新聞作州ワイド版では、地域の魅力や特色、可能性に価値を見いだして活動する20~40代を取り上げる連載企画「この地に生きる―作州の若手」を9月28日付朝刊からスタート。11月中旬までに20人程度を紹介する。シンポ参加者や紙面掲載した若者らで交流組織を立ち上げ、勉強会を開くなどつながりを維持しながら地域の活力を生み出すけん引役を担ってもらう。

 美作県民局の安東慎吾次長、山陽新聞社の板谷武津山支社長らが津山市内で会見。安東次長は「若者の転出は県全体と比べ桁違いに厳しい。取り組みを通じ、地元に愛着を持つ若者を育て、UIJターンにもつなげたい」と話した。

 プロジェクトをPRするロゴマークも発表。美作地域と未来の両方のイニシャル「M」を市町村数と同じ10個つなげて未来の花が開くイメージで、配色で山の緑や清流を表した。

 プロジェクトの問い合わせは美作県民局(0868―23―1214)。

(2019年09月27日 23時14分 更新)

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