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国内最長12メートルの畳を完成 表町商店街で職人有志らが挑戦

国内最長となる長さ12メートルの畳作りに挑む職人
国内最長となる長さ12メートルの畳作りに挑む職人
 岡山県内の畳職人有志でつくるグループ「畳Kenmin岡山」が22日、岡山市北区の表町商店街で日本最長の畳作りに挑んだ。通行人も加わり、長さ12メートルの畳を6時間がかりで完成。同市内の企業が持つ11・71メートルのギネス世界記録を上回った。

 職人15人と家族連れら72組が、稲わらでできた畳床とイ草の畳表、縁取りの畳縁(たたみべり)を手作業で縫い合わせた。熊本県の農家がイ草を提供した縁で、同県のマスコットキャラクター・くまモンも駆け付けて応援。職人が仕上げを行い、巻き尺で長さを確認すると、会場に大きな拍手が起こった。

 生活様式の変化で畳の需要が減る中、かつて国内最大のイ草生産地だった岡山から魅力をPRしようと企画した。グループは2年前にも当時最長の10メートルの畳を製作したが、今年3月に記録を塗り替えられていた。作業に参加した同市南区の公務員男性(37)は「日本一に関われたのは誇り。家に畳はないが、やはりイ草の香りは良いですね」と話していた。

 完成した畳(幅1メートル、重さ約180キロ)は引き受け手が決まっておらず、グループは「希望する県民がいれば無料で提供したい」としている。

(2019年09月22日 21時47分 更新)

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