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鉄道ファン企画のノート井原駅に 豪雨被災者に応援メッセージを

井原駅にノートを届けたプロジェクトのメンバー。中央が小椋さん
井原駅にノートを届けたプロジェクトのメンバー。中央が小椋さん
 昨夏の西日本豪雨で被災した人たちに応援メッセージなどをつづってもらうノートが、井原線井原駅(井原市七日市町)に届けられた。短文投稿サイト・ツイッターで交流する鉄道ファンの学生らが被災地の路線を巡る「#鉄路でつなぐ復興のみち」プロジェクトの一環で、来年1月末まで置かれる。企画した学生は「ノートが被災者の心の安らぎにつながってほしい」と期待している。

 プロジェクトは7月下旬にスタートしており、趣旨に賛同する学生らがメッセージを書き込む1冊のノートを“バトン”にし、中四国や九州、近畿地方など被災地の路線をリレーしている。今回、特に被害の大きかった倉敷市真備町地区を通る井原線の駅に、このノートとは別のノートを置くことを計画。設置する駅は同線のうち、有人でノートの管理が可能な井原駅を選んだ。

 19日、プロジェクトのメンバー3人が同駅を訪問し、表紙に「井原駅復興応援メッセージノート」と記したA4サイズのノートを、井原線を運行する第三セクター・井原鉄道の藤本悌弘社長に手渡した。中心メンバーで近畿大1年小椋将史さん(18)=岡山市北区伊福町=は「豪雨から1年以上たった今も被災地に思いを寄せる人がいることが伝われば」と願いを込め、藤本社長は「皆さんの温かい気持ちが広がっていくようお手伝いしたい」と話していた。

 ノートは井原駅舎内の観光案内所に来年1月31日まで預けられ、午前9時から午後5時まで自由に書き込め、見ることもできる。

(2019年09月21日 21時21分 更新)

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