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山鳥毛の「共同オーナー」を募集 ふるさと納税 10月から瀬戸内市

 国宝の備前刀「太刀 無銘一文字(山鳥毛(さんちょうもう))」の購入を目指し、資金調達を行っている瀬戸内市は20日、ふるさと納税の仕組みに基づく「共同オーナー」制度を10月から始めると発表した。寄付者にはオーナー証を交付し、展示会に無料招待する。

 寄付者を“仮想”のオーナーとして認定し、通常のふるさと納税とは別の特典を用意した。同様の税優遇は受けられるが、正式な所有権は与えられない。

 名称は「一口佩刀(はいとう)」で、寄付は1口1万円から。オーナーは、100万円以上の「永久」▽50万~99万円の「30年」▽10万~49万円の「10年」▽1~9万円の「一口(3年)」―の4種類。期間に応じ、山鳥毛の展示会で名前を掲示したり、記念品を贈ったりする。

 市は購入費5億円の調達に向け、昨年11月からふるさと納税などによる寄付を募り、協力者には関連グッズを返礼品として贈っている。

 市に寄せられ、購入に充てられる資金は約2億7千万円。来年3月末の期限まであと半年余りとなり、新たな制度を設けた。

(2019年09月21日 15時39分 更新)

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