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兵庫県と初の共同演習実施へ 豚コレラ防疫強化狙い岡山県

 岡山県は20日、国内で感染が拡大している豚コレラなど家畜伝染病の防疫体制の強化に向け、兵庫県と初の共同演習を実施することを明らかにした。県境で発生した場合に迅速に対応できるよう関係者が連携を深める。

 県議会一般質問で伊藤敦哉農林水産部長が答弁した。演習は10月下旬、両県から約100人が参加して備前市内で行う予定。車の消毒ポイントを実際に設置し、作業の手順や内容を確認する。両県は今月、電話やファクスで情報共有したり、連絡ルートを確認したりする机上演習を既に行っており、そのときに出た課題への対応策も話し合う。

 県内の養豚場は22カ所。県は家畜防疫員による立ち入り検査を強化するとともに、衛生管理やイノシシなど野生動物の侵入防止対策の徹底を呼び掛けている。県畜産課は「中国地方への拡大も懸念される。緊張感を持って体制強化に努めたい」としている。

 豚コレラは昨年9月に岐阜市内の養豚場で判明して以降、愛知、三重など9府県に拡大。県内では1968年以降、発生していない。

(2019年09月20日 22時45分 更新)

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