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世界を舞台に 岡山出身・大森さん デンマークのバレエ団入り

しなやかに舞う大森さん
しなやかに舞う大森さん
大森一樹さん
大森一樹さん
 「一層責任感を持って舞台に立ちたい」と話すのは、昨夏の世界三大バレエコンクール「バルナ国際バレエコンクール」(ブルガリア)でジュニア男子部門3位となり、注目を集めた大森一樹さん(19)=岡山市出身。ポルトガルの国立ダンススクールを卒業し、10月からデンマークのバレエカンパニー「チボリバレエシアター」に入団。プロダンサーとして第一歩を踏み出す。

 6歳でバレエを始め、同市立高島中から京都市のバレエ専門学校に進学。17歳でリスボンに単身留学した。バルナコンクールの後は、プロを目指して欧州のバレエ団を中心にオーディションを受ける日々を送っていた。

 身長170センチほどの大森さんは、長身で手足も長い外国人と並ぶとどうしても体格差が出る。書類審査を通過してオーディションに臨んでも、序盤で肩をたたかれることもあったという。国籍、身長の壁を乗り越えてつかんだ合格だが、「とりあえず“就職先”が決まってほっとした。ここからがスタート」と冷静だ。

 所属するカンパニーは、岡山とも浅からぬ縁を持つテーマパーク「チボリ公園」が主舞台となる。夏場は専用劇場で公演を重ね、大森さんが加わる10月以降はより大規模なコンサートホールで本格的なクラシック作品を上演する。団員は国立バレエ団に所属した経験のあるベテランも多いといい、「少しでも早く信頼を得たい」と意気込む。

 持ち味の高いジャンプや身体のしなやかさを生かし、準主役級以上を踊るソリストを目指す。「ステップアップし、世界で活躍できるダンサーになりたい」

(2019年09月21日 08時14分 更新)

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