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秋の県高校野球組み合わせ決まる 山陽、創志、学芸館が有力

秋の県高校野球組み合わせ決まる 山陽、創志、学芸館が有力
 21日に開幕する秋の岡山県高校野球大会の組み合わせ抽選会が18日、倉敷市であり、対戦カードが別表の通り決まった。大会は21、22、28、29日、10月5日の5日間。各地区予選を突破した20校が、倉敷市のマスカットスタジアムを主会場に来春のセンバツの選考資料となる中国大会(10月25日開幕・鳥取)の代表枠3を争う。

 近年の甲子園切符を分け合っている山陽、創志学園、学芸館の私学勢に、倉敷商、岡山東商の公立伝統校が復権を懸けて挑む構図。好打者がそろう理大付もポテンシャルが高い。組み合わせは偏り、大会序盤から強豪同士の激戦が予想される。

 旧チームの主力が残り、県内屈指の総合力を誇る2校による開幕試合が優勝争いを左右しそうだ。久戸瀬、漁府、高橋ら右の強打者が並ぶ山陽は、打線の破壊力では中国大会を制した2年前と遜色ない。今夏の甲子園に出場した学芸館は西村と仲村の左右二枚看板、上位を打つ竹下と岩端、捕手溝上らが聖地で経験を積んだ。対戦は3季連続で、過去2戦はいずれも九回に逆転劇が生まれた。同じく開幕戦でぶつかった夏の岡山大会は学芸館が劇的なサヨナラ勝ちを収め、勢いそのままに優勝。新チーム移行後の期間は山陽が学芸館の2倍近くあり、この差がどう影響するか。

 同じゾーンでは、スラッガー大塚がいる光南も有力。地区予選では玉野商工の好投手長谷川を攻略した。岡山南は井上、作陽は〓川と、好守の遊撃手がチームを支える。(〓は木ヘンに通)

 創志学園と理大付による一戦も注目カード。地区予選無失点の創志学園は140キロ超の直球を持つ長身の三方、1年生川端の両右腕をインサイドワークに優れる捕手池田がリードする。センス抜群の森田、パワーがある冨田ら打線も強力だ。理大付は土山、楠本、梶川ら上位打者の振りの鋭さでは負けていない。投手陣の踏ん張りがポイントになる。倉敷工はサウスポー福島が本調子ではなく、打線が援護したい。明誠学院と玉島商は初戦敗退した今夏の雪辱を期す。

 倉敷商は原田、福島がけん引する打線が活発。エース左腕の永野、右の福家はともに130キロ台後半の直球に力がある。関西は主将で4番の森安が勝負強いが、ディフェンス面にやや不安を残す。初出場の美作は攻守のバランスが良く、一宮と津山工は粘りがある。

 最後のゾーンは、岡山東商がやや優位か。140キロ近い直球と変化球が切れる村上、赤井の両左腕に加え、右腕宮本が台頭した投手陣は失点が計算できる。金光学園は伊藤暖、日新は中川と左の好投手がおり、ダークホース。地区予選をしぶとく勝ち上がった東岡山工と興譲館も侮れない。

 夏に活躍した左の好投手が豊作の大会。上級生捕手がいなくなった影響と疲労からか、地区予選では精彩を欠く場面もあったが、センバツにつながる勝負の舞台でどれだけのパフォーマンスを発揮できるか。

 開会式は21日午前8時半から同スタジアムで行われ、学芸館の竹下夏葵主将が選手宣誓する。

(2019年09月19日 10時23分 更新)

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