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県農林漁業近代化表彰に5団体 11月19日に式

 先進的な技術や経営で農林漁業の発展に貢献している岡山県内団体をたたえる2019年度の「県農林漁業近代化表彰」(県、山陽新聞社主催)が17日発表され、5団体が選ばれた。

 県や農林水産関係者ら17人が、3県民局から推薦された9団体を8月に最終審査。5部門の中から農産2団体、園芸2団体、畜産1団体を選んだ。林産、水産は該当がなかった。11月19日に県庁で表彰式を行う。

 表彰は1961年度に始まり、今回を含めて計295団体が受賞。受賞団体には農林水産大臣賞も贈られる。

 各団体の業績は次の通り。

 【農産】農事組合法人服部営農組合(倉敷市真備町服部、水川實夫代表、62戸)=水稲の機械化や省力化につながる技術を導入し、働きやすい環境を整備。西日本豪雨で組合の農地が被災したが、早期に経営を再開した。

 農事組合法人こやま農産(津山市領家、小山等代表理事、1戸)=水稲を中心にITを駆使したスマート農業を実践し、農地の効率的な利用で所得を向上。研修生を受け入れ地域農業の担い手育成にも注力している。

 【園芸】JA岡山一宮選果場果樹部会(岡山市北区栢谷、今井康隆部会長、341戸)=糖度選別、化学農薬に頼らない総合的な害虫管理(IPM)、農産物の信頼性を高める生産管理基準(GAP)を推進している。

 吉井ぶどう生産出荷組合(赤磐市是里、田村敏浩組合長、28戸)=農村の豊かな自然環境を観光に生かす「グリーンツーリズム」や新規参入者の受け入れなどに尽力し、一時期縮小した産地規模の回復を実現した。

 【畜産】有限会社哲多和牛牧場(新見市哲多町田渕、谷田宏社長、19戸)=林地や草地を最大限に活用した放牧で省力化とコスト低減を実現。茎や葉ごと活用する稲発酵粗飼料(WCS)の積極的な利用にも力を入れる。

(2019年09月17日 21時04分 更新)

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