山陽新聞デジタル|さんデジ

地頭の夜市 30年以上経て復活 高梁、商店街に子どもの歓声響く

夜市で射的を楽しむ子どもたち
夜市で射的を楽しむ子どもたち
 地頭商店街(高梁市川上町地頭)で1973~85年に開かれていた夜市が14日、「地頭月見夜市」の名称で30年以上を経て復活した。大勢の地元住民らが秋の気配が近づく商店街に繰り出し、よみがえった往時の雰囲気に浸った。

 歩行者天国になった商店街に、焼きそばやうどんなど地元住民や市内団体による模擬店15店が並んだ。空き店舗が増えて普段は人通りがまばらな一帯は、家族連れでごった返し、射的や金魚すくいを夢中で楽しむ子どもたちの歓声が響いた。

 商店街の一角ではバルーンアートが繰り広げられ、市地域おこし協力隊員の西原千織さん(42)が3月に開店したカフェでは備中神楽や落語が披露された。かつての夜市の盛況ぶりを報じた旧川上町の広報紙のコピーも掲示され、来場者が見入っていた。

 同市の女性(50)は「夜市の熱気が懐かしく、とてもうれしい。準備は大変だろうが、これからも続けてほしい」と話した。

 夜市の再開は2年ほど前から住民が模索。西原さんが空き店舗で始めたカフェが人気を集めるようになったのを受けて機運が盛り上がり、地頭協議会が6月から準備を進めていた。

(2019年09月17日 20時36分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ