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認知症カフェ ハンドブックで紹介 家族の会岡山県支部

県内の認知症カフェを紹介するハンドブック
県内の認知症カフェを紹介するハンドブック
 公益社団法人・認知症の人と家族の会県支部(岡山市北区南方)は、県内で運営されている「認知症カフェ」の開催場所や特色を一覧にまとめたハンドブックを作った。高齢化の進展に伴うニーズの高まりを見据えて企画。運営主体や活動内容、利用者数などによって分類し、当事者や家族が希望に合ったカフェを手軽に探せるよう工夫してある。

 県内27市町村の地域包括支援センターを通じ、運営を確認した96カ所をリストアップ。県内の大学などの協力を得て実施した視察に基づいて特徴を分類した。カフェの一覧には、スタッフの主体が医療福祉の専門職かボランティアか▽プログラムに沿って定時開始・終了する方式か自由に出入りできるタイプか▽一度に20人以上の利用があるか―といった項目が分かりやすく記されている。

 歌や工作、専門職による介護相談といった活動の詳細をはじめ、開催日や問い合わせ先も併記。医師を招いた健康体操の実践などユニークな取り組みを進める8カ所については特集ページを設け、活動写真や視察の感想を交えて紹介している。

 A4判25ページ。同支部のホームページからダウンロードできる。冊子としては千部発行し、各市町村などに配布。窓口でカフェを紹介する際に活用してもらっている。

 同支部の尾崎善規代表(77)=赤磐市=は「カフェは運営方法に一律の基準がなく多様化している。本人や家族に適した場所を見つける一助になればうれしい」と話している。

    ◇

 認知症の人と家族の会県支部は11月2日午前10時から、川崎医療福祉大(倉敷市松島)で「認知症カフェの在り方」をテーマに市民講座を開く。認知症ケアを専門とする武地一・藤田医科大医学部教授の講演などを予定。無料。同支部に電話(086―232―6627)で申し込む。

(2019年09月17日 19時31分 更新)

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