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前田や小原の家族 沿道から大声援 まな娘を見つけ「頑張れ」

応援に駆け付けた(左から)前田選手の弟翔斗さん、父哲宏さん、母麻理さん
応援に駆け付けた(左から)前田選手の弟翔斗さん、父哲宏さん、母麻理さん
応援に駆け付けた小原の父護さん(手前左から2人目)や母悦子さん(右)
応援に駆け付けた小原の父護さん(手前左から2人目)や母悦子さん(右)
 2020年東京五輪の日本代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ」(MGC)は15日、東京・明治神宮外苑を発着点に初めて行われ、女子は前田穂南(23)=天満屋=が2時間25分15秒で優勝し、上位2人に与えられる五輪出場権を手にした。岡山勢では全競技を通じ、代表内定第1号。同じ天満屋の小原怜(29)=興譲館高出=が3位に入った。

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 「おめでとう」「よく頑張った」―。MGCの沿道には前田穂南、小原怜の家族や天満屋女子陸上部のチームメートらが駆け付け、名前が書かれたボードやうちわを振りながら懸命に声援を送った。

 前田の父哲宏さん(45)と母麻理さん(45)は、弟翔斗さん(21)とともにスタートから3キロ地点で待機。先頭集団につけるまな娘を見つけると、「ほーちゃん、頑張れ」と必死に励ました。一家はその後場所を変え、時には歩道を並走しながら声援を送り続けた。

 ゴールの瞬間は移動中の電車内で迎え、スマートフォンで優勝を確認した。麻理さんは「独走態勢になってからもずっと心配で、ゴールして安心した」と安堵(あんど)の表情。哲宏さんは「本当によく粘った。走りに力強さを感じた」と喜んだ。

 小原の父護さん(53)、母悦子さん(54)、兄陵さん(31)は、選手が3回通過する千代田区・神保町の交差点で応援。31キロ地点を3位で通過した際には「まだ行けるぞ」と激励した。その声に応えるかのように小原は2位を猛追したものの、4秒届かず五輪内定を逃した。

 護さんらは「あと一歩及ばず残念だけど、厳しい暑さの中で頑張った。お疲れさまと言ってあげたい」とねぎらった。

(2019年09月15日 23時42分 更新)

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