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天満屋の前田穂南 東京五輪へ MGCで優勝、小原怜は3位

MGCの女子で優勝し、東京五輪代表に決まった前田穂南=東京・明治神宮外苑
MGCの女子で優勝し、東京五輪代表に決まった前田穂南=東京・明治神宮外苑
 2020年東京五輪の日本代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ」(MGC)は15日、東京・明治神宮外苑を発着点に初めて行われ、女子は前田穂南(23)=天満屋=が2時間25分15秒で優勝し、上位2人に与えられる五輪出場権を手にした。岡山勢では全競技を通じ、代表内定第1号。同じ天満屋の小原怜(29)=興譲館高出=が3位に入った。

 五輪本番とほぼ同じコースを舞台に10人で争った女子は序盤からハイペースの展開。前田は積極的に集団の先頭に立ち、徐々に後続をふるい落とした。20キロすぎから独走態勢を築き、2位の鈴木亜由子(27)=日本郵政グループ=に4分近い大差を付けてゴールした。小原は20キロ手前で遅れてから粘り、40秒近くあった鈴木との差を最後は4秒まで縮めたが、逆転はならなかった。

 天満屋は2000年シドニー五輪から12年ロンドン五輪まで4大会連続で女子マラソン代表を輩出。前田が2大会ぶり5人目の代表入りとなる。

 30人が出場した男子は、16日に27歳となる中村匠吾(26)=富士通=が2時間11分28秒で1位、服部勇馬(25)=トヨタ自動車=が8秒差で2位となり、五輪代表に内定した。

 東京五輪のマラソン代表枠は男女とも3。小原と男子3位の大迫傑(28)=ナイキ=は、12月~来年3月に行われる男女各3大会の結果次第で代表入りの可能性を残した。東京五輪のマラソンは女子が来年8月2日、男子は同9日にある。

 日本陸上競技連盟は複数の選考会の結果を比較して代表を選考してきたが、基準が曖昧で何度も騒動になった。東京五輪に向けては誰もが納得できる形を目指し、一定の条件を満たした選手がMGCで競う、一発勝負に近い方式を初めて導入した。

(2019年09月15日 23時41分 更新)

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