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岡山で小中生らスマホサミット 動画使った模擬授業で危険紹介

スマホに潜むリスクを伝える“模擬授業”を披露する小中学生
スマホに潜むリスクを伝える“模擬授業”を披露する小中学生
 子どもら自身がスマートフォンの適切な使い方を考える「OKAYAMAスマホサミット2019」(岡山県教委、岡山市教委、山陽新聞社主催)の第3回会合が14日、岡山市中区古京町の県庁分庁舎で開かれた。小中学生部会では、前回までに製作した啓発動画を使ってスマホに潜むリスクを伝える“模擬授業”を披露。11月2日に岡山大(同市北区津島中)で開く成果報告会で一般にも公開する。

 小中学生部会には岡山、瀬戸内、新見市などから20校38人が参加した。6班に分かれ、友人の画像を無断で撮影して投稿する▽無料通信アプリ・LINE(ライン)のグループから仲間を外し悪口を書き込む▽夜遅くまでスマホに没頭し、テストの成績が落ちる―といった動画を紹介。問題点や解決策を示しながら、「家庭でルールを作ることが大切」「ネット上では表情や声のトーンが分からない。想像力や思いやりが必要」などと呼び掛けた。

 岡山市立東山中2年永井はなさんは「多くの人に動画を見てもらい、正しい使い方ができるよう自己管理の大切さが伝わるとうれしい。実際に小学校に行って、授業に挑戦したい」と話した。

 高校生部会には10人が参加し、県警の警察官を招いてトラブルの現状を聞いたり、製作した動画に関するアドバイスをもらったりした。3人で話し合った保護者部会は、使用制限機能(ペアレンタルコントロール)の活用について学んだ。

 サミットは全国的にインターネットトラブルが相次ぐ中、子どもたちに解決策を考えてもらおうと2014年11月にスタート。青少年のネット利用に詳しい兵庫県立大の竹内和雄准教授が司会を務めている。

(2019年09月14日 23時54分 更新)

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