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美作市消防本部が山岳救助訓練 防災ヘリとの連携強化

県消防防災ヘリコプター「きび」と連携した救助訓練
県消防防災ヘリコプター「きび」と連携した救助訓練
 秋の登山シーズンを前に、美作市消防本部は9日、楢原下の尻無山(268メートル)と塩野尾山(290メートル)で山岳救助訓練を実施。岡山県消防防災ヘリコプター「きび」との連携強化を図った。

 男性2人がそれぞれの山で転倒し足の骨を折るなどして動けなくなったとの想定で、本部職員と県消防防災航空隊員計31人が参加。本部職員が山に入り、「救急隊です。誰かいませんか」と声を掛けながら捜索して、発見すると発煙筒をたいてヘリに居場所を伝えた。

 ヘリは救助地点上空でホバリング。航空隊員が林の中で生い茂る葉や枝をうまくかわしながら降り、負傷者役の男性を救助用器具でつり上げて助けた。

 現場を指揮した市消防本部の岡本孝弘消防司令補(41)は「山での救助活動をスムーズに行うために訓練が重要だと改めて実感している。今回の反省点を洗い出し、いざという時に生かしたい」と話した。

 市消防本部によると、今年に入っての市内での山岳救助は2件。いずれも後山(1344メートル)で、5月に60代女性、今月7日に50代男性が負傷しヘリで助け出された。

(2019年09月11日 15時13分 更新)

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