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岡山から世界かんがい遺産登録 江戸期に藩築造の農業用水利施設

世界かんがい施設遺産登録を市長(左から4人目)に報告した推進委メンバー
世界かんがい施設遺産登録を市長(左から4人目)に報告した推進委メンバー
 歴史的価値のある農業用水利施設を登録する「世界かんがい施設遺産」に岡山市の「倉安川・百間川かんがい排水施設群」が選ばれたことを受け、登録申請した推進委員会の千葉喬三会長(中国学園大学長)らが10日、市役所を訪れて大森雅夫市長に報告した。

 推進委の7人と訪れた千葉会長は、登録証を披露し「素晴らしい先人が残した地域の財産を郷土の誇りとして子どもたちに教えてほしい」と語った。市長は、施設群が干拓事業の実現に貢献したことに触れ「今後も地域活性化に生かせるよう具体的施策を考えたい」と述べた。

 施設群は倉安川、百間川と倉安川吉井水門(同市東区吉井)で、1679~87年に当時の岡山藩が築造した。児島湾一帯を干拓した新田の用排水路や運河として機能。国際かんがい排水委員会が4日、遺産に選定した。

(2019年09月10日 22時30分 更新)

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