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あわくら会館ありがとう 新施設建設で解体 感謝のイベント

解体を控えた「あわくら会館」のステージの壁に思い出や感謝の言葉をつづる子どもら
解体を控えた「あわくら会館」のステージの壁に思い出や感謝の言葉をつづる子どもら
 生涯学習機能と役場庁舎が一体となる岡山県西粟倉村の新施設建設に伴って解体される「あわくら会館」(影石)で7日、慣れ親しんだ施設に感謝と別れを告げるイベント「会館へ行こう!」が開かれた。人生の節目を彩るイベントや村民のグループ活動などに利用されてきた施設。住民有志が実行委をつくって企画した。

 和太鼓グループ・あわくら太鼓の勇壮な演奏で開幕。1977年に開館した会館の屋上から思いを叫ぶ「村民の主張」では、山下英輔副村長がトップバッターとして「42年間、お疲れさまでした。そして、ありがとう」と村民を代表して感謝の言葉を送った。

 館内では来場者がステージの壁に会館との思い出をマジックでつづった。チアリーディングの練習会場として使ってきた子どもたちは「これだけ成長できたのも会館のおかげだよ」などと記した。

 大勢の村民が集まって行われた落成式の写真も紹介された。

 「個人的には幼稚園の発表会や成人式の思い出がよみがえってくる。今でも秋祭りの獅子舞の練習に欠かせない場所」と小松隆人実行委員長(39)。「一帯の“景色”は変わるが、解体前に子どもからお年寄りまで多くの人に足を運んでもらいたかった」と話した。

 あわくら会館は今月中旬から解体され、2021年春、庁舎、議場兼ホールなどがお目見えする。図書館が中心となる生涯学習部分は村民体育館跡地に既に建設が進んでおり、来春開館する。

(2019年09月09日 19時53分 更新)

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