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特産「マルハチナシ」収穫始まる 玉野・八浜地区、全国から注文

八浜地区で収穫が始まったマルハチナシ
八浜地区で収穫が始まったマルハチナシ
 玉野市八浜地区特産の秋の味覚「マルハチナシ」の収穫が始まった。今年は梅雨明けが遅く収穫開始も遅れたが、農家は「雨がたくさん降ったので玉が大きく育った。これから甘みが乗ってくるはず」と期待する。

 二十世紀をはじめ5種類のナシを栽培する大塚智健さん(85)=同市=のナシ園「正梨園」(約45アール)では、例年より5日ほど遅く5日から収穫。義妹の大塚六通代さん(71)=同=らが黄緑色の大きな実を一つ一つ丁寧にもぎ取る。作業は早朝に始まり、1日にコンテナ30箱分ほど回収。その日のうちに箱詰めして出荷する。

 8月の台風による落果は少なかったが、実を傷つけるカラスや、作業用通路を荒らすイノシシに悩まされた。六通代さんは「自然を相手に毎日世話をするのは大変だが、楽しみに待っているお客さんがたくさんいるので頑張らないと」と笑顔で話す。

 マルハチナシは八浜の「八」から名付けられた独自ブランドで、品種は二十世紀が中心。栽培は昭和初期に始まり、現在は9戸が山の斜面などで取り組む。進物用として需要が高く、全国から注文が入る。収穫は今月下旬まで続く予定。

(2019年09月08日 20時18分 更新)

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