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ワコー文化賞に作家の栗谷川氏 10月11日に表彰式と講演会

栗谷川虹氏
栗谷川虹氏
 笠岡市のワコースポーツ・文化振興財団(吉岡洋介理事長)は6日、地域文化の振興に貢献した個人、団体に贈る第20回ワコー文化賞に、郷土ゆかりの偉人の伝記小説などを手掛ける作家栗谷川(くりやがわ)虹(こう)氏(82)=笠岡市=を選んだと発表した。

 栗谷川氏は長野県出身。福山市で塾講師を務める傍ら、もともと好きだったという宮沢賢治に関する文芸評論を皮切りに執筆活動をスタートした。1977年から笠岡市で、いずれも同市出身の儒学者関藤藤陰、詩人木山捷平らを題材に、地域に根差した小説や評論を数多く書いてきた。

 主な著書は「木山捷平の生涯」(95年)、「茅原の瓜―小説関藤藤陰伝・青年時代」(2004年)、「宮沢賢治の謎をめぐって」(14年)など。受賞歴は内田百けん文学賞(03年)などがある。執筆にとどまらず、作品の題材にした人物の顕彰講演会にも講師として精力的に赴く。

 栗谷川氏は「名誉ある賞を記念すべき20回でいただくことができ、ありがたい。今後の活動の励みになる」と受賞の喜びを語った。

 表彰式と記念講演会が10月11日、笠岡市五番町の笠岡グランドホテルで開かれる。同日から11月1日にかけ同ホテル内のワコーミュージアムで、栗谷川氏のほか、歴代受賞者を顕彰する記念展示もある。

(2019年09月06日 12時23分 更新)

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