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まきび支援学校 復旧校舎で始業式 被災後初めて全校一堂に

復旧工事の終わった教室でホームルームを行う生徒たち
復旧工事の終わった教室でホームルームを行う生徒たち
 西日本豪雨で浸水被害を受けた校舎の復旧工事が終わり、倉敷まきび支援学校(倉敷市真備町箭田)で2日、2学期の始業式が行われた。プレハブの仮校舎を利用していた高等部の生徒と、他校に通学していた小中学部の児童ら全校の児童生徒325人が被災以来初めて一堂に集い、元の校舎で新学期をスタートさせた。

 体育館で式があり、佐藤一法校長が「多くの皆さんの助けがあったことに感謝の気持ちを忘れず、学校生活を送ろう」と呼び掛けた。児童生徒を代表し、高等部3年小橋実朋(みと)さん(18)が「水害から立ち直ってきた私たちならどんな逆境も乗り越えられる。真備の地域が元気になるよう頑張る」と力強く決意を述べた。

 式後、生徒らは真新しい机やロッカーが並ぶ教室に戻り、2学期の目標を決めるなどした。同3年杉岡慶汰さん(17)は「離れ離れだったみんなと会えてうれしい。就職に向けての実習を頑張りたい」と話した。

 同校は校舎が2階まで浸水し、8月下旬まで復旧工事を行っていた。その間、知的障害高等部はプレハブ校舎に、他の児童生徒は倉敷、岡山市と早島町の3支援学校に通学していた。

(2019年09月02日 23時21分 更新)

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