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将棋通じて被災の矢掛町支援 棋士会がトークショーや特別対局

特別対局を披露する菅井七段(左)と糸谷八段
特別対局を披露する菅井七段(左)と糸谷八段
 昨夏の西日本豪雨で被災した岡山県矢掛町を支援しようと、日本将棋連盟棋士会は1日、同町内でチャリティーイベントを開き、トークショーや特別対局などで町内外のファンら約130人を楽しませた。

 菅井竜也七段(岡山市)や久保利明九段ら棋士10人が出演。5人によるトークショーでは、宿場町の趣を残す矢掛の町並みへの印象や得意とする戦法などについて語り合った。菅井七段と糸谷哲郎八段の特別対局ではさすがの手筋に注目が集まり、高梁市の中学2年の生徒(13)は「高度な攻防で勉強になる」と熱心に戦況を見つめていた。

 2017年に同町で王将戦を指した久保九段は「矢掛でも多くの人が豪雨で被害を受けたと聞いた。棋士会として復興に貢献できれば」、菅井七段は「被災した人は、状況が好転すると信じて前を向いてほしい」と話していた。

 参加料(3千円)などイベントの収益は矢掛町に贈られ、道路などの復旧に充てられるという。

(2019年09月01日 20時33分 更新)

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