山陽新聞デジタル|さんデジ

路面電車 候補ルート7案提示へ 延伸・環状化で岡山市

路面電車 候補ルート7案提示へ 延伸・環状化で岡山市
 岡山市の大森雅夫市長は23日、中心市街地の利便性アップを狙いに計画している路面電車の延伸・環状化で、新市民会館や市役所などへのアクセスを高める候補ルート7案をまとめ、27日に開く有識者らの検討会に示すと明らかにした。市は検討会の意見を踏まえ、各案の優先順位などを盛り込んだ計画を本年度中に策定する方針。

 7案は、JR岡山駅前から市役所方面▽市役所前から柳川筋の大雲寺交差点▽大雲寺交差点―京橋西詰めの新市民会館周辺▽桃太郎大通りの城下交差点から岡山城方面▽岡山大病院前を通る市役所―清輝橋間▽岡山駅西口から岡山大方面▽清輝橋から岡山赤十字病院方面。主要施設の立地や交通需要、採算性から整理した。軌道の通し方など詳細は今後詰める。

 検討会は学識者や町内会役員、交通事業者などから参加する委員15人で構成。自動車交通への影響や利用者予測、概算事業費を踏まえ、短期・中期・長期での優先順位、懸念される課題などを話し合う。

 会見で市長は「プライオリティー(優先順位)を付け、動かしていく。来年度には都市計画の手続きに移るための予備設計ができれば」と話した。

 路面電車は両備グループの岡山電気軌道が運行。現在は岡山駅前から柳川筋を経由する清輝橋線(2・1キロ)、城下筋経由の東山線(3・0キロ)の2路線が設けられている。延伸・環状化について、市は2001年に市役所筋での延伸を想定した社会実験を実施したが、具体化は断念。18年度から改めて検討を進めている。

(2019年08月23日 12時46分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ