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岡山市が街路樹再生事業に着手 中心部7路線、5カ年で木陰増

再生される桃太郎大通りの街路樹
再生される桃太郎大通りの街路樹
岡山市が街路樹再生事業に着手 中心部7路線、5カ年で木陰増
 岡山市は、桃太郎大通りなど市中心部で市が管理する7路線の街路樹の再生事業に着手した。毎年の枝切り調整や老木の植え替えなどを2023年度までの5カ年計画で進め、全体の形を整えるとともに緑のボリュームを確保。景観を良くし、歩道の木陰を増やすなどして歩いて楽しいまちづくりを目指す。

 対象は、市景観計画で周辺環境への配慮を求めている景観重要道路。桃太郎大通り(1・1キロ)以外は、県道岡山児島線・国道250号(2キロ)▽城下筋(1・6キロ)▽市役所筋(1・4キロ)▽西口筋・昭和町通り(1・1キロ)▽西川緑道公園筋・枝川筋(2・4キロ)▽県庁通り(1・6キロ)―となっている。

 市は、2月に作成した街路樹再生プログラムで大枠の整備方針を道路ごとに決定。例えば桃太郎大通りは、ふぞろいな樹木の形を整えながら大きくし、歩道の木陰を増やす。市役所筋は全体のボリュームアップを図りつつ、巨木や老木の植え替えを検討する。

 19年度予算に事業費1300万円を計上。樹木の状態をチェックし、20年度以降の施工計画を作成する予定。

 市によると、街路樹は葉が落ちる冬などに年1、2回枝切りをしている。市民から「枝を切りすぎ、樹形の悪化につながっている」との声が寄せられているほか、県庁通りの1車線化といった市街地活性化事業と歩調を合わせるため、今回の措置を決めた。

 一方で街路樹が増えれば、鳥が集まったり樹木が車道にせり出したりする恐れもあるといい、市道路港湾管理課は「枝切りの回数を調整し、ちょうどいいボリュームと形を維持できるような対策をしたい」としている。

(2019年08月23日 16時48分 更新)

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