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新見公立大が英語民間試験見送り 20年度 公平性担保できない恐れ

 2020年度に始まる大学入学共通テストの英語で導入される民間検定試験について、新見公立大(新見市西方)は、当初の活用方針を転換し、初年度は見送ることを決めた。受検機会の公平性を担保できない恐れがあるためとしている。

 同大は1月、大学入試センター(東京)が実施する共通テストの外国語(英語)と民間検定試験の両方を受験生に課す方針を示していたが、今月7日、ホームページで変更を公表した。

 同大によると、民間検定試験の運営団体の一つが参加を取り下げるなど実施体制への不安が受験生の間で拭えないほか、検定料の負担が生じ、運営団体によっては試験会場が限られる。「経済的、地理的な格差に対する支援策が定かではなく、公正公平な評価を損ねる恐れがあるとの判断に至った」と説明している。

 岡山県内では3月、岡山大(岡山市北区)が20年度に実施する一般選抜の受験生に民間検定試験の成績を提出するよう求めるが、合否判定には使わないとする方針を公表。県立大(総社市)も利用を見送ると発表している。

(2019年08月21日 20時45分 更新)

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