山陽新聞デジタル|さんデジ

岡山で「豆本」2千点の企画展 21作家の創意と遊び心の作品

絵画などの切手を紹介する豆本
絵画などの切手を紹介する豆本
創意と遊び心たっぷりの豆本が並ぶ会場
創意と遊び心たっぷりの豆本が並ぶ会場
 「豆本」を集めた企画展が、岡山市北区表町のアートスペース・テトラヘドロンで開かれている。手のひらにすっぽり収まる小さな本に、カラフルで繊細な装丁を施したり、ミニサイズのおもちゃの付録を付けたり、と創意と遊び心たっぷりの作品が並び、来場者の目を楽しませている。25日まで。

 岡山県内外の豆本作家21人が約2千点を出品。大半の本は、糸でとじるなど手作業で丁寧に製本している。1冊ずつイラストを手描きした本や、飛び出す絵本に仕立てたものなど、手間暇かけた作品も多い。本の中身も太宰治や宮沢賢治らの小説、オリジナルの物語を描いた絵本、写真集など多彩だ。

 県内からは大越国恵さん(67)=岡山市=と、山本弘子さん(58)=倉敷市=が参加する。大越さんの本は、国内外で発行された絵画や相撲のデザインされた切手の実物を貼って紹介している。山本さんは全国各地の子守歌を収録した冊子に、小さなでんでん太鼓のおもちゃの付録を添えた作品などを寄せる。

 2人は「小さくかわいらしい豆本の魅力に触れてほしい。一つ一つ手作りなので、作家の多彩な個性も感じられる」と呼び掛ける。

 豆本展は2010年にスタートし、今年で10回目。ギャラリーによると全国でも有数の規模の豆本展という。

 午前11時~午後6時(最終日は同5時まで)。24、25日は豆本作りのワークショップがある。有料で予約が必要。問い合わせはテトラヘドロン(086―223―3155)。

(2019年08月21日 16時02分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ