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西粟倉村長選は現新一騎打ちに 25日投開票

青木秀樹氏(左)と国里吉文氏
青木秀樹氏(左)と国里吉文氏
 任期満了に伴う岡山県西粟倉村長選は20日告示され、いずれも無所属で、3選を目指す現職の青木秀樹氏(64)=同村長尾、新人で元村議会議長の国里吉文氏(65)=同=の2人が立候補した。

 人口減少、高齢化が進む中、移住・定住施策の進め方、農林業の振興、高齢者福祉・子育て支援の充実などが争点となる。

 両候補はそれぞれ選挙事務所で出陣式に臨み、第一声。青木氏は「小さくてもさらに元気な村を皆さんとともにつくり上げる」、国里氏は「一人一人の声を拾い上げ、村民の生活の向上に取り組む」と訴えた。

 投票は25日午前7時~午後6時、同村影石のいきいきふれあいセンターで行い、午後7時から近くの西粟倉中体育館で開票される。

 有権者数(19日現在)は1238人(男575人、女663人)。

■ 青木秀樹氏(無現)「村の存在価値を高める」
 百年の森林(もり)構想(村の森林政策)によって若い林業従事者が集まってきた。地方創生の目指す姿そのもの。村の取り組みが国を動かし、新制度が誕生した。われわれの誇りだ。

 人口減少、少子化をはじめ、風穴を開けないといけない大きな課題はまだある。財源を確保して独自の政策を打ち出していく。小さな村でもやれるんだということを、これからも皆さんとともに示していきたい。

 村は今、元気だ。日本の中で大事な役割を果たしてもいる。さらに頑張り、村の存在価値を高めていきたい。トップとして死に物狂いで旗を振っていく。

■ 国里吉文氏(無新)「財政の見直し取り組む」
 現村政が村民と十分に意思疎通できているのか、疑問に感じている。森林の伐採や発電所の建設など地元への説明が十分にないまま事業が進んでいるのではないか。村民に語り掛けることが村政のスタート。小さな村だからこそできる、対話の村づくりを行う。

 村は県内で最も介護保険料が高く、高齢化も進行している。高齢者の移動手段の確保に加え、若者の流出抑止、豪雨災害の復旧、村長給与のカットを含めた財政の見直しに取り組んでいく。

 皆さん一人一人のお力を借りながら、最後の最後まで力いっぱい選挙戦を戦い抜く。

(2019年08月20日 20時57分 更新)

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