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吉井川流域の魅力発信へ意見交換 岡山でフォーラム

吉井川流域3市町の魅力発信に向け、有識者らが意見を交わしたフォーラム
吉井川流域3市町の魅力発信に向け、有識者らが意見を交わしたフォーラム
 吉井川流域にある瀬戸内、赤磐市と岡山県和気町の魅力発信を目的としたフォーラム(山陽新聞社主催)が19日、岡山市北区柳町の同社さん太ホールであった。3市町の広域観光振興に取り組む一般社団法人「吉井川流域DMO」の役割などについて、地元首長や有識者ら4人が意見を交わした。

 「DMOを核とした観光地域づくり」と題したパネル討論で、赤磐市の友実武則市長は同市を練習拠点とするバレーボールVリーグ女子・岡山シーガルズとの合同合宿で大学生らが年間1万人訪れているとし、「潜在的な宿泊需要がある」と指摘。岡山商科大の三好宏教授は宿泊施設が不足する現状を解決するため、ゲストハウスを始めたい人を誘致するアイデアを披露した。

 海外からの誘客に力を入れる同DMOについて、県備前県民局の渡辺知美局長は「(名刀の里・備前長船で)外国人に刀を研いでもらうような、とんがった企画を期待したい」と強調。日本総合研究所の藻谷浩介主席研究員は「地元にお金が落ちるやり方を知っている地域が活性化している」とし、地域内で経済を循環させる重要性を訴えた。

 開会あいさつで同DMOの越宗孝昌代表理事(山陽新聞社会長)が「観光は成長が見込める産業。地域の個性を大いに発揮し、地域を元気にしていきたい」と述べた。パネル討論に先立ち、藻谷氏による基調講演もあった。

(2019年08月19日 22時13分 更新)

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