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昭和天皇、戦争の反省語れず 吉田首相反対で、元長官が記録

 初代宮内庁長官を務めた故田島道治氏が昭和天皇とのやりとりを記録した手帳やノート=19日午前、東京都渋谷区
 初代宮内庁長官を務めた故田島道治氏が昭和天皇とのやりとりを記録した手帳やノート=19日午前、東京都渋谷区
 田島道治氏
 田島道治氏
 初代宮内庁長官を務めた故田島道治氏が昭和天皇との詳細なやりとりを記録した資料が19日、公開された。昭和天皇は1952年5月に開かれた日本の独立回復を祝う式典で、戦争への後悔と反省の気持ちを表明しようとしたにもかかわらず、当時の吉田茂首相から反対され「お言葉」の一節が削除されていたことなど、これまで研究書で指摘されていた内容の詳細が明らかになった。

 田島氏は48年、宮内庁の前身である宮内府長官に就任、49年から53年まで宮内庁長官を務めた。在任中、昭和天皇との会話の内容や様子を手帳やノート計18冊に書き留めていた。遺族から資料提供を受けたNHKが公表した。

(2019年08月19日 11時56分 更新)

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