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留守電で特殊詐欺防げ 県や県警 ちらし作成、録音支援

特殊詐欺の防止策として留守番電話の設定を呼び掛けるちらし
特殊詐欺の防止策として留守番電話の設定を呼び掛けるちらし
 特殊詐欺の被害防止策として、岡山県や県警が固定電話の留守番電話の活用を呼び掛けている。犯人側と直接やり取りせず、落ち着いて対応できる利点があるためで、利用を促すちらしを作ったり、警察官が留守番メッセージの録音を手伝ったりしている。

 特殊詐欺は電話やメールで相手を信頼させ、金をだまし取る犯罪で、お年寄りが狙われやすい。被害者は突然の電話で身内のトラブルなどを持ち出されるため、冷静さを失ってだまされるケースが少なくないという。

 留守番電話の活用を促すちらしは「特殊詐欺対策のため、在宅中でも留守電設定にしています」といったメッセージの例を記載している。相手の電話番号が表示される機能も紹介し、知らない人からの電話には出ないよう呼び掛けている。

 A4判で、県と県教委、県警が2万5千部作り、警察署や市町村を通じて配布する。県くらし安全安心課は「犯人側は声を録音されるのを嫌がるため、留守番電話は効果的」という。

 県警は7月から、警察官が高齢者宅を定期巡回する際、留守電の設定やメッセージの吹き込みを手伝っている。さらに家電量販店のエディオン下中野店(岡山市)の協力を得て、通話の自動録音や警告メッセージ機能の付いた電話を店内で推奨している。

(2019年08月19日 22時09分 更新)

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