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真備の仮設団地で復興願う歌披露 熊本地震の被災児と兵庫の高校生

合唱するスマイルナンバーワンとJコーラス部のメンバー
合唱するスマイルナンバーワンとJコーラス部のメンバー
 熊本地震の被災者用仮設住宅団地で暮らす子どもと、兵庫県立太子高の生徒有志が18日、西日本豪雨で被災した倉敷市真備町箭田の真備総仮設団地を訪れ、復興を願う歌声を披露した。

 熊本県益城町(ましきまち)の木山仮設団地に住む小学生と保育園児でつくる合唱団「スマイルナンバーワン」の8人と、太子高「Jコーラス部」の約30人が、真備総仮設団地の集会所を訪問。人気アニメ・ドラえもんの主題歌や「恋のバカンス」といった歌謡曲を次々と歌った。

 復興の応援歌として、明日が苦しいほど命が輝くとの思いを込めたポップソング「花になれ」を熱唱すると、被災者ら約40人は感極まった様子で聞き入り、ハンカチで目頭を押さえる人もいた。

 豪雨で真備町箭田の自宅が全壊した女性(67)は「被災した子どもたちも大変なはずなのに、温かい歌声を届けてくれてうれしかった」と目を潤ませていた。

 真備町地区の被災者を励まそうと、スマイルナンバーワンを立ち上げた自営業山本誠司さん(45)=熊本市=が企画。山本さんは「熊本県の仮設団地でも入居者が抱えるストレスは懸案の一つ。子どもたちの頑張る姿を見て、少しでも前向きな気持ちになってもらえたら」と語った。

(2019年08月18日 22時37分 更新)

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