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健康ポイント事業のPR活動強化 岡山市方針、8月中に景品決定

おかやまケンコー大作戦のポイントが付くヘルシー弁当。市は参加者増へのてこ入れを急ぐ
おかやまケンコー大作戦のポイントが付くヘルシー弁当。市は参加者増へのてこ入れを急ぐ
 岡山市は、フィットネスジムの利用など、健康につながる活動に参加して得られるポイントを景品に引き換える健康ポイント事業「おかやまケンコー大作戦」のPR活動を強化する。景品のメニューを8月中をめどに決めるほか、高齢者らへの働き掛けを強め、機運の盛り上げを図っていく方針だ。

 健康ポイント事業は、市内在住か在勤の35歳以上を対象として4月にスタートした。参加者は7月末時点で6198人。会員募集を始めた2月当初に比べて最近は増加の勢いが弱まっており、このままのペースでは2019年度の目標1万5千人に達しない可能性があるという。

 ポイントは、フィットネスジムの利用をはじめ栄養バランスの良い弁当の購入、健康関連のカルチャースクールへの参加などでQRコード付き専用カードに付与され、たまったポイントは景品に交換できる。

 これまでは景品が決まっておらず、モチベーションが高まらないことが参加者数が伸び悩む原因の一つになっていたとみられる。市保健管理課によると、19年度の参加者数に一定の見込みが立ったことから、8月中をめどに景品を決定して早急に周知する。

 一方、参加にはネット経由の申し込みが必要で、ターゲットの高齢者らにとってはやや敷居が高い面があったという。このため景品決定に合わせて、地域の栄養改善協議会や婦人会といった各種の会合で事業の説明に出向いて周知を図るほか、個人に加えて企業や団体でのチャレンジを積極的に呼び掛けるなどし、てこ入れを図る。

 事業は、市民の健康寿命延伸や医療費の抑制が狙い。事業費を民間から調達する「ソーシャル・インパクト・ボンド」(SIB)の手法を用い、22年度までの総事業費は3億7千万円。

(2019年08月20日 15時34分 更新)

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