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真備で被災児童「宿題大作戦」中 清心女子大生らと夏休み交流

子どもたちと自由研究の実験を行う大学生
子どもたちと自由研究の実験を行う大学生
 西日本豪雨で被災した倉敷市真備町地区の小学生に楽しい思い出を―と、ノートルダム清心女子大の学生たちが交流イベント「夏休み宿題大作戦!!」に取り組んでいる。自由研究や宿題、レクリエーションを通して、昨年は夏休みを楽しめなかった子どもたちに笑顔を広げている。

 自宅が被災し真備町地区外で生活する家族も多い中「学校の長期休みに子どもが遊べる場がほしい」という声を受け、同大生と地域交流イベント企画の「ぶどうの家BRANCH」(同町、津田由起子代表)が協力。岡山理科大、川崎医療福祉大生を加えた学生40人が、夏休み中に計7回企画している。

 地元の薗、川辺、岡田小児童が参加。「ぶどうの家」施設を会場にこれまで、宿題のドリルや読書感想文、うどん作りなどをしてきた。自由研究と工作がテーマの5日は学生12人と児童24人が集まり、10円玉にケチャップなど7種類の調味料や飲み物を付けるとどうなるかを実験。ぴかぴかの輝きを取り戻した硬貨に、子どもたちは「すごい!」と驚きながら、学生と一緒に理由を考えていた。

 地区外で暮らす川辺小4年の女の子(9)は「去年の夏休みはずっとアパートにいて寂しかった。今年はたくさんの友達や大学生と遊べて楽しい」と晴れやか。ノートルダム清心女子大3年の女子学生(21)は「被災した子どもたちに、今年はいい夏休みだったと思ってほしい」と力を込めた。

 参加児童の募集は既に終了。

(2019年08月12日 21時16分 更新)

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