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勝央で「ど根性ひまわり」咲いた GS経営夫婦が花育て種を配布

大きな花を咲かせた「ど根性ひまわり」を眺める野上さん
大きな花を咲かせた「ど根性ひまわり」を眺める野上さん
 東日本大震災の被災地、宮城県石巻市でがれきの中から咲いた「ど根性ひまわり」の子孫が、岡山県勝央町岡のガソリンスタンドで大輪を咲かせた。スタンドを経営する夫婦が種を手に入れ今春植えたもの。夫婦は、西日本豪雨の被災地などで種を広める活動を続けている。

 ヒマワリが咲いているのは「野上石油セルフ勝間田東SS」。花セラピストの資格を持つ野上美香さん(53)が昨年9月、東京の知人を通じて「ど根性ひまわり」の9代目の種を譲り受けた。

 夫の和宏さん(56)とともに今年4月、西日本豪雨で校舎が浸水した矢掛町の中川小に千粒以上を寄付する一方、13粒を手元に残し、5月にスタンドの敷地に植えた。

 中川小では児童や住民が水やりや草取りなどを続け、7月に入って花が咲き始めた。スタンドでも同25日に初めて花が開き、現在は2メートル前後まで成長している。20日ごろまで楽しめそうという。

 ヒマワリは1輪で千個近い種を付ける。夫婦は今後“10代目”を収穫。勝央町で採れた種を希望者に無料で配るほか、矢掛町でもさらに種を広める活動を続けていく。美香さんは「ヒマワリが復興の象徴になることを願って広めていきたい」と話す。

 問い合わせは野上石油(0868―38―3178)。

(2019年08月09日 14時10分 更新)

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