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メジャー制覇・渋野の“岡山愛” 豪雨災害 忘れたことない

会見でメジャー制覇の喜びなどを語る渋野日向子=日本記者クラブ
会見でメジャー制覇の喜びなどを語る渋野日向子=日本記者クラブ
 豪雨災害、忘れない―。女子ゴルフのAIG全英女子オープンでメジャー制覇を遂げた岡山市出身の渋野日向子(20)=RSK山陽放送=は6日、羽田空港で開かれた記者会見に臨み、西日本豪雨で大きな被害を受けた故郷への思いを語った。

 生まれ育った岡山市東区平島地区は、昨年7月初旬の西日本豪雨で砂川の堤防が決壊し、約2200棟が浸水被害に遭った。前年に続き自身2度目となるプロテストは最終テストが下旬に迫り「何も(復興の)手伝いをできなくて受けていいのか」と悩んだという。それでも「災害に遭われた知り合いの皆さんが『頑張ってね』と言ってくれた。今まで以上に強い思いでテストを受けた」。14位で合格をつかみ取った。

 「1年たったが、豪雨災害のことを忘れたことはない」。復興への思いを語る渋野は、何かを見据えるようなまなざしに。「災害に遭われた皆さんや地元の皆さんを元気づけるには、私が結果を出していかなければいけないと思っている」と使命感も口にした。

 日本選手として42年ぶりの快挙を誰にささげたいか―。こんな質問に、渋野は「一番は家族」とした上で「やっぱり私は地元の方たちに育てられたので、地元の皆さんにもささげたい」と言葉を継ぎ“岡山愛”をにじませた。

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(2019年08月06日 23時50分 更新)

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