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小学生が模擬裁判体験 岡山地裁、仕組みや意義学ぶ

評議で現役の裁判官と意見を出し合う児童たち
評議で現役の裁判官と意見を出し合う児童たち
 夏休み中の小学生に刑事裁判を体験してもらう「夏休みキッズ法廷」が6日、岡山市北区南方の岡山地裁で開かれ、5、6年生40人が裁判員裁判の仕組みや意義を学んだ。

 児童たちは裁判官、裁判員、検察官、弁護士役に分かれ、男が飲食店で現金と商品券を盗み、逃げる際に店主にけがを負わせた―との設定で模擬裁判に臨んだ。

 被害品と同じ金額の現金と商品券を持ちながらも、犯行を否認する被告役の地裁職員に対し、裁判員役の児童は入手経路などを質問。現職裁判官も交えた評議では「店主の証言があいまいで犯人と決めつけられない」「被害品と同じ物を持っていたのは偶然とは思えない」などと意見を出し合い、無罪という結論を導き出した。

 岡山大付属小6年男児(12)は「犯人なのかどうか最後まで迷った。裁判官の判断で人の人生を決めてしまうので責任重大だけど、やりがいも感じた」と話した。

(2019年08月07日 10時48分 更新)

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