山陽新聞デジタル|さんデジ

岡山で山陽新聞アーカイブス展 開戦から終戦伝えた紙面並ぶ

太平洋戦争の開戦から終戦、復興までを伝えた当時の紙面に見入る入場者
太平洋戦争の開戦から終戦、復興までを伝えた当時の紙面に見入る入場者
 新聞記事を通して郷土の歩みを振り返る山陽新聞アーカイブス特別展「終戦 何を伝えた」が5日、岡山市北区柳町の山陽新聞社さん太ギャラリーで開幕した。太平洋戦争開戦から終戦間もなくまでの合同新聞(山陽新聞の前身)の紙面などが並び、訪れた人々が戦争の悲惨さと平和の尊さに思いをはせている。9日まで。入場無料。

 紙面をデジタル保存した山陽新聞のアーカイブスから計43面のデータを印刷してパネル展示。1941年12月9日付夕刊は「遂(つい)に米英へ宣戦布告!」と開戦を報じ、45年8月15日付朝刊は、終戦を告げる昭和天皇のラジオ放送の内容を掲載。岡山に疎開した文豪・永井荷風の足跡をたどった山陽新聞の特集や今年6月下旬に岡山市民版で連載された「復興期をともに」も展示されている。

 この日は、KTCおおぞら高等学院岡山キャンパス(岡山市北区奉還町)の生徒も見学。1年男子(15)は「開戦を勇ましく報道し、戦果を誇張する紙面にショックを受けた。戦争の恐ろしさがリアルに伝わってきました」と話していた。

 午前10時~午後5時半。問い合わせは同社知財事業部(086―803―8094)。

(2019年08月05日 12時32分 更新)

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