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「昼食会」でルール議論 (1)天城中(倉敷市藤戸町天城)

全校生徒が参加した「ルール決め昼食会」
全校生徒が参加した「ルール決め昼食会」
 子どもたちのスマホ所持率の高まりに伴い、インターネットトラブルが相次いでいる。未然防止に向け、県内の学校では児童生徒が主体となった啓発活動が広がっている。5月からスマホの適正利用について議論している「OKAYAMAスマホサミット2019」に参加している中学生に、それぞれの取り組みを紹介してもらう。

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 天城中生徒会執行部は、生徒が安全で楽しい学校生活をサポートする活動に取り組んでいる。力を入れているのがネットに接続できる「メディア」の適正利用の推進だ。

 5、6月を「メディア強化月間」として、適正利用を呼び掛けるイベントを企画。スマホに関する豆知識が書かれた日めくりカレンダーを作って各クラスに配布し、毎朝、日直に読み上げてもらったり、全校生徒が弁当を食べながら利用ルールについて話す「ルール決め昼食会」を開催したりした。

 昼食会では「勉強を促す待ち受け画面にする」「充電は1日1回」といったさまざまなアイデアが出た。執行部が集約し「メディアの利用は22時まで」「使う前に使用時間を決める」「勉強中は近くに置かない」と定めた「天城メディア三カ条」を作った。

 強化月間前後に利用時間調査を行うと、月間が終わった後は、月間前より長時間利用の生徒が減少し、取り組みの効果がうかがえた。

 天城中のスマホ所持率は90%を超えている。保護者に協力を呼び掛ける手紙の配布▽地域イベントでのブース設置▽シンポジウムへの参加―といったこれまでの活動を踏まえ、今後も生徒一丸となって適正利用を図っていきたい。

 (3年・南澤ひまり=生徒会会計)

(2019年08月03日 10時53分 更新)

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