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警察と報道の在り方考える研修会 高梁署、新聞を業務に生かす

警察と報道の在り方を考えた研修会
警察と報道の在り方を考えた研修会
 高梁署で30日、新聞を業務に生かすための研修会があり、警察と報道の在り方について、岡山県警で事件・事故取材を長年にわたって担当した山陽新聞倉敷販売の広岡尚弥社長(57)が語った。

 広岡社長は記者時代を「現場でしか感じ取れない音や匂いまでも読者に伝えられるよう心掛けた」と振り返った。情報をいち早く得られるよう署を頻繁に訪ねては警察官に話し掛け、「時には刑事らの自宅で待ち構え、信頼関係を築いた」と述べた。

 捜査情報をむやみに出せない警察に対し、報道は「取材を通じて市民の安心安全に貢献しようと必死」と説明。立場は違っても目指す方向は同じであることを強調し「記者との会話に快く応じてほしい」と呼び掛けた。

 同署高梁駅前交番の延藤智之巡査長(23)は「情報漏えいを警戒し、今までは記者を敬遠していた。良好な関係を築き、共に地域社会を支えたい」と話した。

 山陽新聞社が進めるNIB(ビジネスに新聞を)の一環で、5月から同署で始めた全4回の研修の最終回。署員20人が参加した。

(2019年07月30日 18時26分 更新)

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