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手話通し聴覚障害者と交流 玉野で夏休み手話体験スクール

手話を使ったあいさつや自己紹介に挑戦する参加者
手話を使ったあいさつや自己紹介に挑戦する参加者
 子どもたちが手話の勉強を通して聴覚障害やバリアフリーへの理解を深める「夏休み手話体験スクール」が27、28の両日、玉野市宇野のサンライフ玉野で開かれた。市内の中高生らが手話の基本的な日常会話を学び、聴覚障害者と交流した。

 2日間で市内の中高生ら計33人が参加し、聴覚障害者と玉野手話サークルメンバー計20人が講師を務めた。初日は6グループに分かれて「こんにちは」「ありがとう」などのあいさつ、年齢や趣味といった自己紹介に挑戦した。

 後半はグループ対抗で五十音の札から2枚ずつを選んで言葉を作り、聴覚障害者が手話で順番に紹介するゲームを実施。「なつ」ではうちわをあおぐしぐさを全員で繰り返し、手話での表現を覚えた。耳が不自由なために災害時の緊急放送に気づきにくいなど、聴覚障害者が日常生活で不便に感じることの体験談も聞いた。

 宇野中2年男子生徒(14)は「手話に興味があって参加した。難しいけど日常会話ができるようにしっかり覚えたい」と話した。

 夏休み手話体験スクールは市聴覚障害者福祉協会と玉野手話サークルが主催し、7回目。市は2017年9月、県内の自治体では2番に手話言語条例を施行。官民を挙げて手話の普及や啓発を進め、聴覚障害の有無にかかわらず、不自由なく意思疎通できる環境づくりに努めている。

(2019年07月29日 19時46分 更新)

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