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豪雨被災の真備図書館が運営再開 公民館内、住民ら喜びの声

真備公民館一室で再開した真備図書館
真備公民館一室で再開した真備図書館
 西日本豪雨で被災し休館していた倉敷市真備町箭田の真備図書館が23日、近くの真備公民館(同所)で常設の図書館運営を再開した。早速訪れた住民から喜びの声が聞かれた。

 公民館1階の印刷室だった部屋(約30平方メートル)を活用し、人気作家の小説、健康や料理関連の実用書、絵本、漫画など約3400冊を並べた。書籍の貸し出しや返却に使うカウンター、読書用の丸テーブルや椅子もある。

 丸テーブルやブックトラック(書籍運搬用のキャスター付き手押し車)は、豪雨で被災した図書館内に泥まみれになって残されていたもので、洗浄後に修理して使っている。

 午前10時の開館直後から住民らが次々と入館した。男性(85)=同町地区=は「読書が好きで自宅に多くの蔵書があったが、豪雨による水没で廃棄した。図書館の再開を楽しみにしていたので、うれしい」と話した。

 真備図書館は、蔵書などの大部分に当たる約12万7千点が浸水被害に遭った。藤井広美館長は「再開は復興の第一歩。住民の方たちもまだ大変なことは多いと思うが、読書を気分転換に活用してもらえれば」と語った。

 月曜、祝日(月曜が祝日の場合は翌日も)休館。午前10時~午後5時。

(2019年07月24日 11時14分 更新)

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